“好き”のアンテナを磨けば自力で運は引き寄せられる
算命学には、目には見えない“人との縁”を見る技法がたくさんあります。しかしながら、普段から自分のアンテナを研ぎ澄まし、直感を鍛えるよう心がけていると、宿命を知らなくても宿命的な人や出来事と遭遇することは結構起こり得ます。
最近、私は運命的な出会いを経験しました。俗にいう“引き寄せ“というものです。今から1ヶ月ほど前のある日の午後、好きな家具のネットリサーチ中に、とあるブログに辿り着きました。それは素敵なおもてなし教室を主催されている先生のブログで、私が調べていた気になる家具をすでにご自宅にお持ちの方でした。
その時は記事をサッと一読しただけでスマホを置き、リサーチは一旦終了。夕方にとあるエキシビションに出かけようと再びスマホを取り、インスタグラムを立ち上げて情報をチェックしていたところ、なんとストーリーズに先ほどブログを読んだばかりの先生が同日、エキシビションを訪れていたことがシェアされてきたのです。本当に驚きでした。家具とエキシビションは全く繋がりのないものでしたし、二つともどちらかというと知る人ぞ知るジャンルの限られた人好みのものでしたから。
ピンと来た私はすぐに先生の開催されているサロンのメールマガジンに登録し、次回の開催予定をチェック。最終的には、最後の一席だけ残っていたレッスンに滑り込みでギリギリ入れていただき、ブログのヒットからわずか1ヶ月以内であっという間に先生との運命的な(?!)出会いを果たしたのでした。
私は先生の宿命を見たわけではありません。今も知りません。でも普段から心のままに“好き”のアンテナに素直に生きていると、こんな風な出会いを引き寄せることは結構起こります。職業柄、私がこう言ってしまっては元も子もありませんが、アンテナを磨いて生きてさえいれば、宿命を見なくても出会うべき人にはちゃんと出会えるように導かれていくようにも感じるのです。
しかしながら私の場合、すでに毎日欠かさずに運勢読みをしている身の上で、そのために”引き寄せ”と言われる出来事に頻繁に遭遇しているのか、直感で呼び寄せているのか、あるいはその両方なのか、それ以外の何か違う力が働いているのか、今では因果関係がよくわかりません。
運勢学の世界では、「運の良い人は、大事な時に運を自ら引き寄せる」ことはよく語られています。私の個人的な印象ですが、強い運をお持ちの方はどんな立場の方であれ、直感に恵まれた一方で、目には見えない気の流れや運の風向きも大変謙虚に(時には無邪気に)受け止められていらっしゃる方が多いように思います。直感を頼りにしながらも決して奢らず、古の叡智や人からの助言に謙虚に耳を傾けるような人物像がイメージでしょうか。
以前、noteの方に関連テーマで「運が良い人はどんな人?」という記事も書いておりますので、ご興味がある方はぜひご一読ください。
「パリのクリスマス」をテーマにしたテーブルコーディネートレッスン。最高に素敵でした!
最後のティータイムに出していただいたマリアージュフレールの紅茶の名前にも、思わず運命を感じてしまいました。